硝酸態窒素のこと

水道水や地下水に含まれる硝酸態窒素が体内で亜硝酸態窒素に変わると、発ガン物質を生成するという説があります。他の見解を見ると硝酸態窒素と亜硝酸態窒素には、発ガンのリスクはないという説もあります。逆に抗がん性の研究も進んでいます。
乳幼児には特にリスクが高いです。アメリカではブルーベビー症といって、酸欠状態によって死亡した例もあります。これもまた硝酸態窒素との関係は証明されていないと言う人もいます。


呼吸作用を阻害するそうです。硝酸態窒素は浄水場では除去できないので、当然全国の水道水は硝酸態窒素に汚染されています。硝酸態窒素の原因は、化学肥料と家畜排せつ物です。この要因を減らすことは日本の現実として困難のようです。
逆浸透膜の浄水器と、イオン交換樹脂タイプ(その他の有害物質は取れない)なら除去が可能です。基準値以下の水道水を飲んでいる大人は、急な対策は必要ありません。赤ちゃんや胎児には問題が大きいようです。井戸水を日頃飲んでいる方も注意が必要です。


主要ペットボトル入り市販のミネラルウォーターでは、2007年の調査でクリスタルカイザーとヴィッテルが不検出でした。
ただスーパーの持ちかえり用飲料水は、イオン交換樹脂タイプと逆浸透膜タイプにもかかわらず、硝酸態窒素が検出されたようです。これには別な問題があるらしいです。
水道水を長時間沸騰させても、硝酸態窒素に変化はありません。


ただいろいろ調べていくと、硝酸態窒素が危険だという証拠が見つかりません。それほど不安になる必要もないですし、早急の対策は必要無さそうです。
私見としては、硝酸態窒素以外の確実に危険視されている有害な物質のほうが問題です。
人間の手で加えられた塩素を筆頭に古い水道管から溶け出す鉛や、環境ホルモンやその他もろもろです。導入には金額の問題もありますが、なるべく浄水器を取り付けたり、ウォーターサーバーをレンタルすればまず安心でしょう。


一番安全なのは前述の逆浸透膜方式ですが、純水を作りだすので下痢になりやすいようです。インターネットで今は情報を調べることができます。ただ情報の出所が分からないので最後は自己判断になります。体験者の口コミサイトもあるので参考にしましょう。
ウォーターサーバーの中には無料で、ボトル1本分試せるところもあるのでおすすめです。
ウォーターサーバーの普及は始まったばかりです。今後もっと各家庭に普及していくと思います。